2018年5月21日月曜日

コンテストについて

マスターズ・ドゥ・ラ・ブーランジュリー に至るまでの
4段階のサイクルについて


マスターズ・ドゥ・ラ・ブーランジュリー に至るまでには4段階のサイクルがあります。


第1段階:「-国内選抜-」

第2段階:「ルイ・ルサッフル・カップ 国際セレクションラウンド -アジア予選-」

第3段階:「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー
(ベーカリー・ワールドカップ)」-EUROPAIN-パリ 

第4段階:「マスターズ・ドゥ・ラ・ブーランジュリー」(通称マスターズ)



第1段階:「-国内選抜-」

日本では近年はモバックショウで日本代表選手最終選考会が行われています。
【パン/ヴィエノワズリー/ピエスアーティスティック(飾りパン)】各部門から
1名ずつ選出されたブーランジェ3名でチームを形成します。



第2段階:「ルイ・ルサッフル・カップ 国際セレクションラウンド-アジア予選-」

世界各地域で開催され、第3段階のベーカリー・ワールドカップに
参加する12チームが選出され、出場する資格を得ます。



第3段階:「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー
:Coupe duMonde de la Boulangerie」-EUROPAIN-パリ

ユーロパン期間中に、第2段階の国際セレクションラウンドで選出された
12チームで開催され、優勝チームは「世界チャンピオン」になります。
またこのコンテスト中、各選手は個々に評価され、
各部門の上位選手はEUROPAINの2年後に開催される
マスターズ(第4段階)の参加資格を得ます。



第4段階:「マスターズ・ドゥ・ラ・ブーランジュリー(通称マスターズ)」

マスターズでは規則で求められている作品を作るということだけでなく、
プロとしてパン業界の明日のトレンドを作り出すということ:
創造性、独創性、革新といった要素が暗に必要となってきます。


大会内容について

“Coupe du Monde de la Boulangerie
クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー”とは
どのようなパンのコンテストでしょうか?


このコンテストは、フランスのMOFが中心となって設立された
手作りパン振興会が主催するベーカリーのワールドカップで
1992年から始まりました。

フランスの製パン製菓展示会ユーロパン会場で開催されています。

大会には世界から12カ国が参加し、
1ヵ国3名【パン、ヴィエノワズリー、ピエスアーティスティック(飾りパン)の
各部門から1名ずつ】で構成される選手団が、
与えられたブースと限られた材料の中で規定の品目を
8時間以内に仕上げその技術・スピード・芸術性を競う大会です。

日本は1994年の第2回大会から出場し数々の賞を手にしています。

世界規模のこの大会を支援するための後援者はユーロパンの主催者である
EKIP“Les Équipementiers du Goût“(レ・ゼキプモンティエ・デュ・グー)
大会用の機材を提供するメーカーやLesaffreルサッフル社です。


詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.pannews.co.jp/cdm/about.html

https://www.mastersdelaboulangerie.fr/les-concours/coupe-du-monde-boulangerie.html

2018年5月5日土曜日

講習会

第1回 クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー
出場を目指す方の為の講習会を開催しました。


日本フランスパン友の会は、CDMに挑戦して代表選手を目指したい方や
CDMに興味のある方・応援していただける方に向けた講習会を
4月19日に開催いたしました。


成瀬 正 氏(トランブルー)、日本代表選手3名
(二宮 茂彰、津田 宜季、勝海 遥平)による実演、
CDMに関する質問コーナーを中心に行いました。
また、歴代選手・関係者よりCDMの詳細についてご紹介いたしました。






今後も各部門(パン・ヴィエノワズリー・飾りパン)ごとの勉強会や
応援講習会を企画してまいりますので、ぜひご参加ください。


CDMについてのご質問はいつでもお気軽にお問合せ下さい。

※ご質問の内容はメール、FAXで下記宛てにお送りください。

日本フランスパン友の会事務局 担当/岸
東京都千代田区岩本町3-9-9 ㈱パンニュース社内
FAX:03-3864-0087
メールアドレス:kishi@pannews.co.jp